彼と対等の立場に立つ
別れた相手と復縁するには、まず心理的に相手と同じ対等の立場にたつ必要があります。相手への執着が激し過ぎる場合は、復縁が成功することはありません。
冷静になって、相手に働きかける前に自分の心を見直しましょう。では、相手と対等の立場に立つために、依存心をなくすにはどうすればいいのでしょうか。
そもそも依存心というものは、あなたの相手に対する愛情のことです。それが相手のあなたに対する愛情と、ギャップがあるために生まれるものです。
付き合う前、相手からアプローチを受けていた際は、むしろ相手の方が愛情が大きかったはずです。つきあうために必死に見えていたりもしたはずではないでしょうか?
そして実際に付き合い始めて、しばらく経つと徐々に相手の愛情が薄くなっていくことに感づき始めた。別れた直後なんかは、愛情の差が完全に離れていたと思います。
この愛情のギャップが依存心なんです。相手のことが気になる気持ちは十分よくわかります。でも、ヨリを戻すには、どうしても依存していることを相手に悟られてはいけません。
趣味に没頭したりコンパに行くなどして、まずはこの依存心をなくしましょう。
対等の関係に持ち込むには
惚れた弱みとか、惚れた方が負けなんて言葉がありますが、恋愛に限らず復縁においても、彼とあなたは対等でなければいけません。別れた時点で、あなたが下、彼が上なんていう意識でいると、そこから徐々に距離が生まれてしまいます。
別れるに至った原因を突き止め反省すべき点は反省するとしても、だからといって下手に出る必要はありません。というか、過度に気を使う必要はありません。
彼と連絡を取り合える状態にあるなら、必要以上に謝罪する必要はないのです。
例えば、「○○について話したいんだけど、今電話していい?」なんて聞いたとき、「ちょっと今、都合が悪いから難しい」なんて答えが、彼から返ってきたとします。
そんな時、必要以上に謝ったりしていませんか?「急に無理言っちゃって、ホントゴメンね。たいした用事じゃないから気にしないで、お仕事の途中でゴメンね、お仕事頑張って。」
こんな感じに必要以上にへりくだって接してしまうと、そこからだんだんと距離ができてしまいます。彼の方も「悪いことしたかな・・・でも仕事で忙しかったし・・・」などと気を使い申し訳なく思うことになります。
あなたの重たい雰囲気が彼にも伝わり、徐々に空気が悪くなっていきます。なので、こんなときは「そっかー、残念だね。じゃ、また今度!」という感じで軽いノリで返してあげてみて下さい。
彼に気を遣わせなように気楽に返事することです。返事をする相手の方に気を遣わせてしまうと、徐々にあなたと接することが重たくなり嫌になってしまうのです。
けっして相手に気を遣わなければいいというわけではなく、気を使い過ぎる尽くし過ぎると、かえって逆効果になるということがあるのを忘れないでください。
度が過ぎるというより、下手に出過ぎるというのがいけないのです。恋愛においてもそうですが、相手を放ったらかしにしてはいけませんが、同時に尽くし過ぎてもいけないのです。
よりを戻したいなら、彼と対等の立場に立つということを意識していてくださいね。
ゴメンね!が多くありませんか?
メールやLINEで彼とやりとりできている方は、彼への返事に謝罪が多くなっていないかチェックしましょう。必要以上に下手に出る必要はありません。
謝罪するメール・LINEの返信が多いという方は、要注意です。もしかすると、彼はあなたへ返事するのが億劫になっている、あなたと接するのが重たくなっていると感じているかもしれません。
近すぎず遠すぎず。そして、放ったらかしにしすぎず、だからといって尽くし過ぎない程度の距離感。対等の立場でいるということを意識していてくださいね。
彼から連絡がない限り自分から連絡しないとか、彼から話しかけられない限り自分から話しかけないということではありません。
自分から連絡する、話しかけてもいいですが、彼の方が乗り気でなければ、挨拶だけにしておくとか、長話はしない、深追いはしないということです。
また、お互いの関係性もそうですが「好きであるという気持ち」も平等であるべきです。あなただけが一方的に好きな状態だと、復縁は成功しません。
彼の気持ちも大事です。最初はあなたから歩み寄っていく必要がありますが、自分の気持ちを一方的に押し付けると、今度は彼の気持ちがはみ出てしまいます。
彼の気持ちや出方をうかがって、対応を変えていく必要があります。夫婦間でもそうですよね。旦那さんのこと一方的に好きなだけの夫婦というのはありませんし、そんな夫婦がいたとしたら長続きしないのは目に見えてわかります。
少なからず旦那さんの方も奥さんのことが好きだからこそ成り立つ関係です。どちらか一方が大きすぎるとバランスを欠いてしまいます。自分の気持ちも大事ですが、それと同じくらい相手の気持ちも大事なのです。
だからこそ対等に好き合えるようになるには、過度に尽くし過ぎない、深追いしない、自分も彼も同じであるという意識が必要なのです。